スプラウトを育ててみよう
スプラウト(sprout)は『芽,新芽』等を意味する英単語に由来するようです.
ここでは大まかに,種などから出た芽があまり大きくならないうちに食べる物としておきます.
一般的には,スプラウトにすることによって,栄養素が豊富になったり,吸収しやすくなったり
すると言われています.そういえば一時期,ブロッコリースプラウトにスルフォラファンが
たくさん含まれているとか,発芽玄米にギャバが多く含まれるとかいった事が話題になったかと思います.
体内でどの程度有効かはよくわかりませんが,
少なくとも食物繊維とビタミン類が豊富なことは期待できそうです.
エコロジーごっこのページに書きましたが,個人的には
新鮮,無農薬,輸送不用,梱包材不用な点が良いと思うので気に入っています.
室内栽培なので,幹線道路沿いでも排ガスなどをかぶる心配もありません.
ただ,栽培する際は,スプラウトを洗うために水をたくさん使うのがちょっと残念かも...
栽培はとても簡単です.貝割れ大根や貝割れブロッコリーなど
ほとんどのスプラウトは種子を水に浸した後一週間から
10日ぐらいで食べられます(発芽玄米系ならもっと短時間).
キッチンでちょっと育てておいてサラダに混ぜたりすると一瞬で見栄えがよくなりますし
(急なお客さまにもお出しできぐらい),
野菜が嫌いな人でも,自分で育てた新鮮な野菜ならば結構たくさん食べられるのでは?
それにスプラウトが育つ様子を観察するのもなかなか楽しいと思いますよ.
手軽に育てることができるスプラウトですが,やはり気をつけなければいけない点もあります.
たとえば,スプラウトに不向きな種子があります.
一般的にスプラウト用と書いていない種子をスプラウト用に使うのは良くないでしょう.
ほうれん草やトウモロコシなどでは薬品つきのものが普通です.
また,芽や種子が有毒なものもありますので,間違って使わないようにしましょう.
また,衛生管理不十分による中毒にも十分注意しましょう.
コメント:
お約束ですが,ど素人の落書きですので内容は無保証です.
同じようなことを実践して生じる事態は全て自己責任でお願いします.
市販の栽培セットについて:
容器とスポンジとタネがセットになった栽培セットが市販されています.
個人的には,栽培セットは割高なので,最初の一回,
スプラウト栽培がどのようなものか知らない人が,
栽培体験する以上には使わなくても良いと感じました.
なによりも,プラスチックやスポンジの使い捨ても気になりますし...
手元にあるものを工夫して利用しましょう.
ある会社の栽培セットは,なぜか猛烈にカビが生えやすいので要注意.
(同じ部屋で並べて栽培していても,その会社の種だけカビが生えました.
実は,その会社のアスパラガス苗を別の年に買ったのですが,
同じ色のカビが生えていて,結局根付かなかったので,
二度とその会社のものは使わないつもりです.その会社独自の通販サイトもあるようですが).
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